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卒業袴の着付けは自分でできる?メリットとデメリットを紹介!

2021/07/30

着物マメ知識

卒業袴を自分で着付けるのか、美容院に着付けを頼むかでお悩みの方はいらっしゃいませんか。
自分で着付けるにはコツのいる袴ですが、当日はどうしたら良いのでしょうか。
今回は、卒業袴の着付けを自分ですることについてのメリットとデメリットを解説します。

 

 

卒業袴を自分で着付けるメリットをご紹介します

 

ここでは、自分で卒業袴の着付けをするメリットをご紹介します。
以下で4つ取り上げます。

 

1つ目は、卒業式の前に袴に慣れるための練習ができることです。
袴を着付けた状態で動くのは想像以上に大変なことです。
色々なところが縛られて動きにくいうえに、特にお手洗いの時には困ってしまう場合が多いでしょう。
事前に慣らしておけば、当日キツさにげんなりしてしまうことも少なくて済みます。

 

2つ目は、着付けの費用がかからないことです。
自分ですれば0円で済むのは当然です。

 

3つ目は、段取りが不要であることです。
美容院の予約からスケジュール調整、前日に荷物を預けるなど、いろいろと段取りが必要ですが自分で着付けるとなるとその手間を省略できます。

 

4つ目は、着崩れてしまった場合に自分で直せることです。
長時間袴を着続けると、着崩れてしまうことがあります。
自分で着付けをマスターしておけば、そのような場合にも対処できます。

 

 

自分で卒業袴を着付けするデメリットは?

 

ここからは、自分で卒業袴を着付けるデメリットを紹介します。
以下で3つ取り上げます。

 

1つ目は、事前に着付けを練習する手間が必要なことです。
袴の着方は少々コツがいるので、着付けを覚えるために時間が必要です。

 

2つ目は、自分の体形に合わせて補正を行うことが困難であることです。
華奢な体型の人はきちんと補正をしなければすぐに着崩れしてしまいます。
歩いたり、座ったり、立ち上がったりしても着崩れないような着付けを自分で行うのは難しいのが現実です。

 

その点、美容院のプロは着付けに対して確かな知識と技術を持っています
お客様それぞれの身体的特徴に合った着付けを熟知しているため、仕上がりの美しさが抜群です。

 

3つ目は、苦しすぎる着付けと着崩れする着付けの絶妙なバランスを取るのが難しいことです。
着崩れしないように縛りすぎると卒業式中に具合が悪くなることもあります。
また、苦しすぎないように柔らかく縛ると着崩れしやすいです。
自分ですると着崩れに対してナーバスになってしまいますが、プロに着付けてもらえば安心できます。

 

 

まとめ

 

自分で着付けることのメリットとデメリットをきちんと踏まえてから自分で着付けるかを選択しましょう。
当社では、当日ヘアメイク・着付けが可能な美容室様をご案内いたします。
ご希望の方は、お気軽にお申し付けくださいませ。

 

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