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着物マメ知識

レンタルの振袖を選ぶ時に、色で選ぶ方も多いですが、それぞれの色に込められた意味をご存じの方は少ないかもしれません。
色に込められた意味を知っておくと、振袖選びがより楽しくなるでしょう。
今回は、振袖のそれぞれの色に込められた意味をご紹介します。

□振袖の色には意味が込められている!

ここでは、振袖のそれぞれの色に込められた意味や役割をご紹介します。
赤は特に人気の色ですが、人間にとって重要な太陽や火と同じ色のため、神聖であるとされています。
また、赤のものを着ることで厄祓いや魔除けになると言われています。
ピンクは、女性らしい柔らかな印象を与えるでしょう。
緑と聞くと、多くの人が自然を思い浮かべるように、緑は見る人に穏やかな癒しを与えられます。
青は冷静さや知性を表現するため、青の振袖を選ぶと大人な雰囲気を演出できるでしょう。
紫には、高貴なイメージがあるため、紫の振袖は気品やエレガントさを表現できます。
白の振袖も人気がありますが、白には汚れのない清純なイメージを持たれる方も多いでしょう。
人生の節目である成人式には、フレッシュでぴったりな色でもあります。

□柄にも意味が込められている!

これまで、振袖の色に込められた意味や役割をご紹介しましたが、実は絵柄にも意味が込められています。
ここでは、代表的な柄の種類や意味を見ていきましょう。

*古典柄

振袖と聞くと、古典柄を思い浮かべる方が多い定番の柄です。
古典柄には、梅や椿、牡丹をはじめとした花や宝物が描かれています。
模様が全体的に配置されているため、華やかな印象を与えるでしょう。
古典柄の良いところは、流行に左右されず、どの世代の人が見ても魅力がわかる点です。
また、模様によって異なる意味があり、例えば「桜」は草木が芽吹く春や豊かさを連想させます。
そのため、「いつまでも輝く女性でいられますように」という願いが込められています。

*モダン柄

モダン柄とは、洋花やハート、幾何学模様、アニマル模様を用いた現代的な柄を指します。
モダン柄にも意味が込められており、よく使われるバラは色によって異なる意味をもちます。
例えば、ピンクのバラには「上品さ」、白には「清純」の意味があります。

*新古典柄

新古典柄のベースは古典柄ですが、絵柄の配置が異なります。
古典柄では、振袖全体に模様が配置されるのに対し、新古典柄は袖や裾の一部分に模様が配置されます。
そのため、落ち着いた大人な印象を与えられるでしょう。
その他にも、近年人気が高まっている振袖の柄にレトロモダンがあります。
レトロモダンとは、大正時代のモダンガールを彷彿とさせるイメージです。
古典柄と現代風の色を融合させたデザインが特徴的です。

□まとめ

今回は、振袖の色に込められた意味をご紹介しました。
これまでは何気なく見ていた振袖でも、色の意味を知ると見方が変わるのではないでしょうか。
また、振袖を選ぶ際は、色とあわせて振袖の柄についても検討してみてください。