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卒業袴と一緒に必要になる小物とは?詳しく解説します!

2021/10/14

着物マメ知識

今年卒業式を迎える方で、袴を着ようと思っている方もいるでしょう。
その中で、「袴以外に必要なものは何だろう」、「小物はどのように取り入れれば良いのだろう」という疑問も出てきますよね!
そこで今回は、卒業袴とは別で必要になるものや小物をうまく使った例を紹介します。

 

 

卒業袴以外に必要になるものとは?

 

卒業式で袴を着る場合、必要になるものは7つあります。

 

1つ目は、肌着です。
いわゆる下着のことで、肌襦袢(はだじゅばん)とも呼ばれます。
和風の下着といったものです。

 

2つ目は、長襦袢です。
これは肌着の上に着るもので、半衿(はんえり)がついていて、白衿、刺繍衿の2種類のデザインがあります。

 

3つ目は、衿芯です。
長襦袢の襟元についている半衿に通す芯で、プラスチック製のものが多いです。

 

4つ目は、腰紐です。
長襦袢の前合わせを止めたり、着物の丈を調整したりするのに使うベルトの役割の紐で、3本必要です。

 

5つ目は、伊達締めです。
腰紐と同じ役割をする帯状のもので、着崩れを防ぎます。

 

6つ目は、帯です。
着物を着付けた後に、袴をはく前に結ぶものです。

 

7つ目は、前板です。
帯にしわが寄らない帯の間に挟み込む板で、帯板とも呼ばれます。

 

 

小物を上手に使ったコーデとは?

 

小物をうまく使ったコーデをいくつか紹介します。

 

1つ目は、モダンスタイルです。
髪飾りとバッグを袴と同じ白で統一すると、さわやかなイメージになります。
それに黒ブーツを合わせると、かわいらしくモダンな印象に!

 

2つ目は、フェミニンスタイルです。
黒地の着物とグレーの袴で全体をワントーンに!
さらに、着物を小花柄にしたり、袴飾りにお花をとり入れたりすると、アクセントになるでしょう。
リボンの髪飾りもグレーでまとめると上品な印象になりますよ!

 

3つ目は、クラシックスタイルです。
華やかな色味の古典柄の着物に、遊び心のある鞠の髪飾りをつけると、個性的な印象に!
華やかな着物とは対象に、紫の袴、黒の草履といった落ちついた色味でまとめると、メリハリのある印象を作れるでしょう。

 

これらのコーディネートのように、バッグ、髪飾り、半衿、伊達衿などの小物はさりげなくおしゃれをアピールできるポイントになります。
小物は、同系色でそろえて統一感を出したり、挿し色として利用したりと、さまざまな用途で使用できますよ!

 

 

まとめ

 

今回は、卒業袴とは別で必要になるものや小物をうまく使った例を紹介しました。
袴以外の小物などにも気を遣い、おしゃれで満足のいくコーディネートにしましょう!

 

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