TOP > 着物マメ知識 > 卒業袴と振袖の違いとは?違いと成人式の振袖を袴に合わせる際の注意点を解説します

着物マメ知識 COLUMN

卒業袴と振袖の違いとは?違いと成人式の振袖を袴に合わせる際の注意点を解説します

2021/04/14

着物マメ知識

みなさんの中の多くは、成人式で振袖を着た経験があることと思います。
卒業式で着る袴と、成人式で着る振袖は一緒じゃないの?と思われる方も少なからずいらっしゃることでしょう。
そこで今回は成人式で着る振袖と卒業袴の違いをご紹介します。
卒業式で袴を着たいと思っている方はぜひ目を通してみてください。

 

 

振袖には種類がある?!

 

実は振袖には袖の長さによって種類があることをご存じでしょうか。
ここでは3種類をご紹介します。

 

1つ目は大振袖です。
これは袖の長さが110センチメートル以上あり、名前の通り袖が長いです。
これは主に、婚礼服として着られることが多く、学生のうちに着ることはほとんどないでしょう。

 

2つ目は中振袖です。
こちらはいわゆる成人式に着る振袖のことを指します。
袖の長さは1メートル程度です。

 

成人式の晴れ着として着られることが多いので、着たことがある方も多いでしょう。
成人式以外にも、結婚式に参加する際や、パーティーなどでも活躍します。
そのため、3種類のなかでもよく着ることになる振袖になるでしょう!

 

3つ目は小振袖です。
こちらは名前の通り、袖の部分が他の2つよりも短く、75センチメートル程度です。
小振袖は名前から連想されるように、全体的にコンパクトで可愛らしい印象になります。

 

 

卒業式で着るのはどの振袖?

 

ここまで振袖の種類をご紹介しましたが、卒業式で着るものはどの種類なのでしょうか。
卒業式では小振袖を着る方が最も多く、その次が中振袖です。
成人式で振袖を着る方は中振袖で、卒業袴のレンタルの場合は小振袖を着るというのが一般的です。
豪華さを出したい方には、成人式の際に着た中振袖の振袖を着るのがおすすめでしょう。
袖丈が長い方が華やかで可愛く見えるので、卒業式という晴れの舞台にもぴったりです。

 

 

卒業式で中振袖を着る際の注意点とは

 

レンタルの卒業袴を着る際には、小振袖を着る方がほとんどです。
しかし、中振袖を着るという方もある程度いらっしゃるでしょう。
ここではそんな中振袖を着る方へ、注意点を解説します。

 

中振袖を着る際には、袖の長さに気を付けましょう。
足元まで袖があるので、汚れたり、踏んだりしないように十分注意する必要があります。
卒業式で大事な振袖を汚してしまった・・・とならないようにしましょう。

 

 

まとめ

 

今回は卒業式で着る袴と成人式の振袖の違いをご紹介しました。
振袖には種類があり、どの振袖で卒業式に望めばよいかもわかってもらえたことと思います。
卒業式ではお気に入りの袴を着て、最高の思い出を作りましょう!
遊楽市では卒業袴のレンタルを行っています。
興味がある方は是非お問い合わせください。

 

一覧を見る